b600de2e34e635db1001a60fe9910586_mみなさんはお子様の歯磨きの仕方について、本当にこれでいいのかと疑問に思われたことはありませんか?

自分の周りでも子供を持つ友人が増え始め、歯磨きの仕方や使用する歯ブラシの種類、フッ素を塗布するペースなどについて質問を受けることが多くなってきました。そこで年齢に応じたお口の中の手入れについてまとめてみました。今回は0歳~6歳くらいまでのお掃除の仕方についてのせています。

生まれてから半年くらいまでは歯が無い状態ですが、口から栄養を摂っているので虫歯にはならなくても口の中は不衛生になってしまいます。食後に湯冷ましなどを飲ませることで清潔な状態を保てるようにしましょう。

生後8カ月ごろからは下の前歯から生え始めてきます。保護者の方が綿花を指に巻いてぬるま湯などに浸けてから歯をつまむようにして拭いてあげましょう。綿棒などを使って頂いても構いません。この時期はとにかく御家族の方に口の中を清掃されることに慣れてもらうことが大切です。お子様の機嫌の良いときに少しずつでも良いので、習慣化していきましょう。

1歳~1歳半頃になると奥歯も生え始め食べられる食品も多くなっていきます。この時期より歯ブラシを使用しながら寝かせ磨きを始めましょう。保護者はお子様の下の歯はもちろん、上の奥歯もよく見る事ができます。この寝かせ磨きはこの時期だけでなく、もっと後の時期まで有効となります。幼児期後半になって「寝かせみがき」をいやがるようになったら、立ったまま、親が後ろからお子様のあごを利き腕でない方の腕で支え、顔を少し上向きにしてみがく「立たせ後ろみがき」で磨くようにしましょう。

お子様は歯ブラシを噛んで毛先を開かせてしまうことが多いので、歯ブラシは仕上げ磨き用を別に用意することをお勧めします。仕上げ磨き用には、ヘッドが小さく柄の長いものが使いやすいです。お子様が使用する歯ブラシは、万が一歯ブラシをくわえたまま転んでも、のどの奥にささらないよう柄が短く握りやすいものがよいです。口の奥まで入りにくいトレーニングブラシなどもお勧めです。

3歳頃には一般的には全ての乳歯が生え揃っている時期です。お子様自身で歯を磨けるようになりますが、まねごと程度であり、十分に磨けているわけではありません。磨き残しの部分にたいしては保護者の方による仕上げ磨きを行うようにしましょう。この時期のお子様自身で行う歯磨きは、「歯磨き習慣」を形成させるのに非常に重要となってきます。大人が磨く様子を見せることで興味を持ってもらい、やらされているという感じではなく自分で磨こうと思ってもらえるように努めましょう。声かけをしながら楽しい雰囲気の中で行うことも大事です。

仕上げ磨きでは磨き残しを取り除くのが目的です。磨き残しが多く、虫歯になりやすい箇所としては、3歳前後では奥歯の咬む面となります。奥歯が生えてくるこの時期は、意識して奥歯に歯ブラシをあてないと、毛先が届いていないことがあります。また、奥歯の溝は汚れがたまりやすい部分でもあります。しっかり親が磨いてあげることが大事です。

奥歯がきちっと生えそろった3歳6か月以降は、奥歯と奥歯の間がむし歯になりやすくなります。通常の歯ブラシでは汚れを取り除くことが難しいため、一般的には大人で使用されるフロス(糸ようじ)を使ってあげると良いでしょう。

6歳からは永久歯も生え始め、対応の仕方も変わってきますのでまたの機会にご紹介させて頂ければと思います。