歯石が出来るまで

皆さんこんにちは!
4年に一度の2月29日ですね。さて、今日は題名の通り、歯石についてです。

歯石と聞くと言葉は聞いたことがあっても、具体的にはなに?という方もいらっしゃるかもしれません。
簡単に言うと、歯の周りにくっついた、白くてかたい石のような塊のこと。

これは、唾液の中のカルシウムなどのミネラルがちょっとずつかたまってくっついてできていきます。

そして、この歯石には小さな穴が沢山開いていて(軽石のようなもの)そこに住み着くのが、細菌なのです!
つまり、歯石をそのままにしておくということは、細菌が住みやすいお家をそのままにしておくということ。

歯医者さんにいくと「綺麗にしていきますね~」なんて言われながら、ガリガリと歯の間を削られるような経験は有りませんか?それが歯石をとっている処置になります。

さて、ではその歯石はどのくらいで出来るのかといいますと、

歯垢がついてから4時間後くらいからでき始めると言われています。
そして2週間ほどで、ほぼ立派な歯石となってしまいます。場所によっては2日‥ということも有ります。

防ぐ方法は、まず日頃の正しい歯磨きです。

ただ歯磨きだけではどんなに上手な方でも取り残しができてしまいます。
適度な圧力で適度な時間をかけてブラッシング‥
歯間ブラシやタフトブラシ、フロスも使って‥

でも、そんなに毎日確実なお掃除が出来ている方は、なかなかいませんよね(^^;

そこで必要になるのが歯医者さんでのクリーニングです。

歯のクリーニング、響くし、音も怖い‥という方もいるかもしれません。
でも放っておけば、歯周病が進行して出血や口臭、歯がぐらぐらになる原因になってしまいます。
定期的なメンテナンスをしておけば、より長くご自分の歯で快適に過ごすことができます。
「あの響く機械が苦手なんだけど‥」という方もいますよね。
効果は落ちますが、他にも歯をクリーニングする方法はいくつかあります。
まずはご相談下さい。

一緒に、自分の歯のこれからのことを考えていきましょう!
何かご不明な点、ご不安な点があれば、お気軽にスタッフまでおたずねくださいね。